私の親友はとっても癖のある世界観を持っている。
普段は、しっかりもので曲がったことが大嫌いな細かい性格の人間なのに・・
謎のスイッチが入ると、いかにもほんとに起こったかのような作り話を展開しだす。
そんな作り話を一つ。。
「私、忍者の末裔やねん。」
そんなことを、Aくん(親友の夫)にドライブ中にポツリと言い出す。
Aくんは運転しながら、
『え?なに?忍者??』
「そう、実は忍者なの、、、」
そして、走る車の窓から見える畑の隅っこを指さして・・
「あれは、、野焼きじゃなく合図の狼煙。狼煙があがったわ」
『え?合図なの?狼煙??』
「そう、あれは忍者の世界の暗号で合図で連絡方法の一つなの。」
『じゃあ、あっちに見える煙は?』
「あっちのはただの野焼き、、、」
『だけど、そこに見えるのは狼煙。』
「違うんだ・・・。」
『そう、忍者の私達にしかわからないの。』
そんな、やり取りがあったあと。
私に彼女が言いました。
『Aくんね、ほんと何でも信じるの。私が忍者の末裔だと話したらほんとに信じてるの。おもしろいでしょ』とふふふと笑う。
Aくん曰く、最初言われたときは作り話だろと思って聞いていたのだけど
彼女の話は、初めて末裔だと言った日か半年ほど続いたとのこと。
完全に信じさせにいってる気合いが感じられた、、、
そんな親友の話。